イランがウランの濃縮を停止する気がないのは憂慮しなければいけないが、こんな事になった一番の原因はアメリカである。何の証拠もないイラクがあんな形で攻撃されたのをすぐそばで見せられたイランは、フセインがいなくなった事による利益よりも何時やられるか解ったものではないという恐怖の方が大きいに決っている。
現に核を持ったパキスタンやインドはお咎めなしだった訳で、核を持っていると限りなく疑わしく石油は持っていないと明らかな北朝鮮など鼻にも引っかけない対応振りだ。イランはそれでなくても立派な”悪の枢軸”アメリカにとっては切っ掛けなどはどうでも良い訳である。中露と手を結ぶのも、溺れるものは藁をも掴むの心境なのだろう。他所の国にくれてやるほど石油を持っているロシアはイランの石油が欲しい訳ではなく中東からアメリカの利権を奪う事が目的だ。
結論:ようするにアメリカがまともな理屈で動いている国(911を自作自演するような国でなかったならばと言う意味)であったならばイランが核を持とうなどとしない訳である。もう止めると言ってもアメリカは手出しするつもりなのだからもうしょうがないのだろうか。
金曜日, 5月 26, 2006
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