阪神の最大株主である村上ファンドが阪神経営権を要求した事に対して、バカが大騒ぎしている。金は出しても良いが経営に口出しをするなと言うのは株式を公開している会社としては有り得ない物言いだ。煮て食おうが焼いて食おうが文句が言えないのが上場している会社の決りなのに、大株主に無断で阪急と合併などと勝手な事を言っているからこういう事になったのだ。
もちろん村上ファンドは阪神を経営する気など毛頭ないのも明らかだ。阪急との取引に有利な金額を引き出すためのブラフである事は間違いない。それに対してテレビで国策捜査して務所にぶち込めなどと言うキチガイがおおっぴらに発言をして取っ捉まえないマスコミの良識(そんなものは鼻から無い)は、まさに地に落ちたと言える。
そりゃ村上ファンドのバックが誰なのかとか、誰の金が流れているのかを追っていけば間違いなくホコリ以上のものが立つのは確かだが、それと国策捜査とは全く次元の違う話なのだ。あんな発言を許すのならば、マスコミは自分で村上ファンドを追いつめる調査報道をしなければいけない。他人頼みの奴らに偉そうな事を言う権利は無いのだ。
結論:買われて困るものは買えないようにするしかない。阪神なんかよりも郵政の民営化を阻止する事の方がよっぽど日本の国策になる。どうせなら小泉を国策捜査する方が日本の為になるだろう。
月曜日, 5月 08, 2006
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