月曜日, 5月 15, 2006

芸能事務所と色んな筋

 芸能界と言うとつい闇の世界と関係が深いのではないかと勘ぐりたくなってしまうが、小さい事務所はそれなりに、演歌系はそれよりももう少し、大手事務所は警察、検察、総会屋、右翼、ヤクザと色とりどり、何も無いように見えるところは代理店とのエージェント契約(バックはマフィア?)のように、やっぱりかなりグレーな社会である事は間違いない。

渡辺プロ:暴力団との関係を絶つため企業をスポンサーとするシステムを構築。当時防衛庁長官だった中曽根康弘氏をバックにその筋の介入を許さない態勢を築く。
バーニング:暴力団のフロント企業であることはタブー。ハマコーの運転手から始まった政治力は広域暴力団並み(後藤組と関係しているので暴力団?)に広く傘下の事務所が信じられないくらい多くある。まさに芸能界のドンであるが、まだヤクザ世界のドンではないようだ。
長良プロ:さすがは演歌系の大御所事務所。暴力団とは金銭トラブルを起こすほど仲が良い。
ライジング・プロ:バーニング系事務所。脱税で逮捕された平哲夫は長良プロでマネージャーをしていた事もあり、やっぱりヤクザでしょ。
吉本興業:関西なので山口組との関係は戦前にまで遡るが、田岡組長以降は薄れたのだろうか?
松竹芸能:山口組と関係の深い吉本から芸人を引き抜いたりしたわけでバックはやっぱり...同じ組か?

結論:昔、芸能事務所の話をしたところ堅気の入る業界ではないと、名古屋のヤクザに養子入りしていた研究助手に諭された事がある。彼は、新宿二丁目にゲイバーを経営しているその世界に顔の利く人だったので言葉通りに業界を理解した。芸能界とは決して堅気は足を踏み入れてはいけない世界なのである。

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