火曜日, 2月 03, 2009

Macが何で売れているのか

 PC業界や家電業界がガタガタの今、一人Appleだけが好業績を上げている。今後年間4,000万台位はiPhoneやtouchが売れるのではないかという予想から、PSPやDSを脅かす存在になるとさえ考えるアナリストもいる。既にゲーム機の一極になっていると言うことなのだが、iPodのハロー効果で売れたとされるMacもじわじわと確実にユーザを増やしている。

 長いことMacを使っていると、それが当たり前になってしまうため見過ごされ勝ちなことなのだが、ここ数年のMacは買って後悔するようなことは全く起きていないと言うことに気がつく。使い方によって最適なマシーンは違うのだが、批判を恐れずに言ってしまえば、どれを買っても絶対に文句は出ないし、後悔もしない筈だと言えるのだ。

 正直な話、Appleが最悪の状態だった1995年当時はMacユーザでない人にどれが良いと聞かれても答えに窮するような製品群しか存在しなかった。最新のMacを使わずにSE30などの初期のMacを使うべきだと言いたいくらいに、魅力のない商品ばかりだったからだ。

Macが売れている理由
その1:iPodとの相性が一番良いから。携帯オーディオの世界をほぼ独占してしまったiPodなしには、Macは語れないかも知れない。
その2:期待を裏切らないから。スペックには書き表せない満足感を与えてくれるPCは多くないが、Macは間違いなくそう呼べるPCである。ここ最近Macを買って後悔したと言う話を聞かないのが何よりの証拠である(私に文句が言えないだけか?)
その3:使わない時にも満足感を味わえる。電源を入れずにただ置いているだけで見とれるようなPCは他には無い。ナンチャッテ金属ではなく本当の金属を削り出して作り出される質感はオブジェと同じように心に響くのだ。PCを裏返して作りを見てから買う人なんかいないのかも知れないが、PCしか勝った事の無い人は是非Macを裏返してみて欲しい。どこにもネジが無いのを見て他のPCとの違いを是非感じて欲しいのである。
その4:デフォルトのOSが、Windows Vistaではない。結構これが一番の理由だったりして...そんなバカは少ないか?

結論:経済状況が最悪の今、最低価格が一番高い(しかも値引はない)Macが売れるのは本物の価値を持っているからである。

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