『黒いアテナ』という本がある。ギリシャやローマが現在言われる白人の文明だったのかと言われれば、定かでは無いと答えるしかないだろう。遺伝的に見れば、アフリカから始まり、行き着いた先がアジア(モンゴロイド)だと言われている。現在における進化の最終形がモンゴロイドなのだとすれば白人は何処から分れたのだという話になる。有色人種(黒人)から有色人種(モンゴロイド)に繋がる途中に、白色人種が挟まるとは到底思えない。白人種はヨーロッパ北部が主体なのだが、進化の結果そうなったのだとすれば、イヌイットの肌が決して白くなってはないのはおかしいし、寒冷地の長い間(進化が進むほどと言う意味)生活して環境に適応したのだとすれば、鼻は東洋人のように低くなっている筈だ。決して紫外線の弱くない地中海地方に進化の結果白人種が誕生したというのはおかしな話なのである。
白人種の誕生は進化では無く突然変異(白子)じゃないか、つまりアルピノと呼ばれる白化した人達が有色人種の社会で差別(隔離)され、その中で強かった者たち(通常は他の障害も発症するため短命である)が生き残り、純粋交配で犬種が固定されるように白人種が完成したという考えだ(非常に差別的だが、あり得ない話では無い)。差別されていた白人は元々奴隷階級(だからロシアなどはスラブと言うのでは無いか)だったので、北方に逃れていった人々がゲルマン(バイキング、アーリア人?)となり捲土重来してヨーロッパを乗取ったと言う図式だ。純粋の白人は目は青く、髪は金髪。ヒトラーが純粋なアーリア人の筈は無い訳だ。
ユダヤ人と言われている人々はどうだろう。ユダヤ人がエジプトのセム系(エジプトの奴隷階級で出エジプトした人達)の流れを汲んでいるという説がある(それを否定する人も多いが)。改宗ハザール人(隣接する東ローマ帝国とイスラム帝国から敵視されない唯一の宗教だったから?)始ったアシュケナジはユダヤ教徒であって人種としてのユダヤでは無く(純粋のユダヤ人の血を一番濃く受け継いでいるのは恐らくパレスチナ人だ)、中東や北アフリカからイベリア半島に流れていったユダヤ難民から始ったスファラディは白人との混血(こちらはユダヤと血の繋がりがない訳では無いが)。このスファラディの改宗者から始ったのが恐らくイエズス会で、アシュケナジの改宗者から始ったのがプロテスタントなのである。どちらも、それ以前のキリスト教と比べると非常にユダヤ教的な色を帯びている。
ここまで読んで頂ければ察しが付くようにアシュケナジが始めたシオニズムとは、全くのデマゴーグである(ハザール帝国の復興なら分かるがイスラエルの地が帰る場所の筈は無い)。
結論:もっときちんとまとめなければいけないのだが取りあえず上げてしまおう。
木曜日, 2月 05, 2009
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿