金曜日, 2月 20, 2009

パチモノはパチモノ

 バルセロナで開催されている世界最大のワイヤレス業界展示会GSMA Mobile World Congressで、Nokia、Samsung、LG、SONY-Erikson、HTCと世界携帯のメインプレイヤー達が、iPhoneクローンと呼べる端末を数多く発表していたが、国内のケータイメーカーと同じように、iPhoneのユーザインターフェイスを真似ようとしても、iPhoneには程遠い完成度だったようである。初代のiPhoneが発表されてから2年になる(発売から1年半)が経つ。Appleはその間に3GモデルとApp Storeを用意して大成功させたが、初号機(エヴァか?)が出るまで、どんなものか判らなかった為に待っていたのかは知らないが、2年経っても今のレベルだとすれば、Appleに追いつくことなど絶対に出来ないのである(6月にはもう次のモデルがデビューする)。

 中国みたいに全く別物の外側だけiPhoneそっくりにするとか割り切ってしまうのならまだ良い(どうせインチキなのだから)が、何処まで頑張っても出来損ないで終るのなら最初から同じ土俵に上がってはいけなかったのだ。iPhoneの開発は昨日今日の話ではなくiPodが成功した時に既に始められていたプロジェクト。確固たる戦略の元(App Storeを前提にして開発)に作り出されていることは明らかなのだ。そして、間違いなく次はMacも同じ土俵に上げようと企んでいる。

結論:戦略もなしにパチモノを作っても恥を曝すだけなのである。そう言えば、App Storeのパチモノも...

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