「縁起の悪いことを言うな」と思われるようなことを平気で口にする私は、言霊の力など全く信じていない訳だが、どんなに科学(これだって似非が多いが)が進んでも人は言霊に支配されているようである。
朝起きればどうでも良いようなことしか言っていない占いで一喜一憂し、中にはそれで仕事が手に付かなくなる大バカさえ存在する。そもそも、23年振りによりを戻したどうでも良いタレントの結婚話で騒ぐような番組の占いを信じる方も信じる方なのだが、そんな占いにさえ意味があると信じる人がいるのだから、人を騙す手段として言葉ほど有り難いものはないのである。
ワン・フレーズ・ポリティクスの小鼠純一郎は、言葉の意味など深く考えない日本人の心性に訴えかけることによって、利権の簒奪を成功させた。戦中のスローガンと同じでその言葉が実態を映しているかどうかなど関係ないことを知り尽くしていたわけだ(恐らく本当に知り尽くしていたのは小鼠ではなく後ろを固める電通などのプロパガンダ・グループだったのだろうが)。
結論:言霊を信じる人は言葉に踊らされる操り人形なのである。
金曜日, 2月 27, 2009
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