水曜日, 7月 02, 2008

Blu-rayを普及させるための奥の手

 Blu-rayを一気にデファクトにする奥の手がある。個人的にはBlu-rayは要らないと前々から言っているが、メーカーとすれば一台でも多く販売したいのだろうから決定打を教えてあげよう。答えは非常に単純な話なのだ。Blu-rayのDVDに通常のDVDをバンドルするだけだ。

 現在のようにBlu-rayとDVDを別な商品として販売している限りBlu-rayはデファクトにはならないが、Blu-rayとDVDを一つのパッケージとして販売すれば、DVDを購入したい人はタダでBlu-rayを手に入れたという気持ちになる(実際はBlu-rayの代金なのだが)。そして、そんな形でBlu-rayのディスクが増えてくるとそれを見ないのは勿体ないという気持ちになるのが人情(別に金持ちも貧乏人も変わらない)。

 人間の持つ基本的な単純な欲求に訴えれば良いだけだ。コンテンツを持っているSONYが真っ先にそれをすれば各社が同じことをせざるを得なくなる。現在、Blu-rayとDVDには多少の価格差があるが、価格をDVD価格の方へシフトさせれば間違いなく売れるのだ。

結論:潜在的なBlu-rayプレイヤー購入希望者は待っていたのでは、Appleに遅れを取ってしまう。Blu-rayをデファクトにしたかったらDVDバンドルしか無い。これをされたら、流石の私もBlu-rayレコーダを買うかも知れない。

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