火曜日, 7月 29, 2008

福田は憂国の士?

 長い事、脳腫瘍だ何だと福田首相のことを批判してきたのだが、飽きてきたわけではないが、何かおかしいと感じ始めている。のらりくらりとした態度(為政者として当事者意識が見えない)なのは相変わらずなのだが、突き詰めていけば現在の日本がこんな状況におかれた原因を作ったのは小泉(芸者殺し)純一郎であることを世に知らしめようとしている行動を取っている様に見受けられるのだ。新聞の論調を見れば明らかに福田は親中派とされているが、それもマスコミによるプロパガンダの匂いがする(未だに小泉再登板を促すような記事を平気で載せるマスコミの書いている事を鵜呑みにしてはいけない)。

何処が憂国の士なのか?
年金問題:年金問題を解決出来るはずの無い舛添要一(トリックスター)に任せ、小泉時代に行われた事が如何様だったことを白日の下に曝した(まだ、小泉降ろしにまでは到っていないが)。
媚中派:マスコミ(親米ポチの)では媚中派とされているが、親中派の振りを続けながら領土問題などを外交の俎上に上げさせない対応をしている。言質を取らせず(口下手の振り)に、胡錦濤から言質を取っている(中国領土だと言い放っていた尖閣諸島のガス田が共同開発と一歩引いた扱いに変わった)。
ロシア:表立った話が全然無いにも関わらずサミット時にメドベージェフから国境問題の前向きな話を切り出してきた。裏では外務省が相当動いていたようだが、首相の知らないところで動いていたとは思えない。
財政破綻:どう常識的に考えても非常識な不景気時の増税を財務省OBの閣僚に言わせて、小泉一派を”上げ潮派”に仕立て上げた(本来、小泉一派は”反上げ潮派”)。増税派の官僚を政界から追い出し、同時に反景気拡大派の小泉一派から「反改革」の言質を取ったのだ(小泉の改革がまやかしだった事を知らしめた)。

 小泉(芸者殺し)は、威勢の良い事を言ってロシアや中国を敵に廻していたが、実はアメリカに媚びを売っていただけなのだが、福田は大きな声は出さないが結構否らしい(外交としては最上級の対応)ことを平気で行っている。

結論:福田首相は本当に鈍感か胆力があるかのどっちかなのだろう。このまま首相に居座り続けて政界から小泉一派を一掃する気なのではないだろうな。とにかく本当は何を考えているのかが、よく分からん。

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