火曜日, 7月 08, 2008

サミット考

 前回に引き続き環境が主題となっている洞爺湖サミット。CO2の排出規制などと言う胡散臭いテーマに時間をとるのも馬鹿らしい話だが、それ以上に問題なのはサブプライム以降行き場を失ったマネーが、雪崩れ込んですっかり荒らされた穀物市場を正常に戻すための話し合いが行えないのだから雁首を揃えて集まった意味など何処にもないのだ。金価格の高騰は貧しい国には関係のないし、石油価格も影響は少ない(そもそもアフリカの飢えている人達は車など持っていない)が、食糧の高騰はダイレクトにアフリカの人々の生命を脅かす問題だ。

 脳腫瘍首相は、ブッシュ大統領に2050年にCO2を50%削減という目標に首を縦に振らせようとしているが、そんなことよりも穀物市場に流れ込む資金に規制を掛け、正常に戻す事を約束させる方が先なのである。

結論:金融市場を助けてやるから穀物から手を引かせろと言えないなら議長などやっても仕方ないのだ。

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