水曜日, 7月 16, 2008

役人の考えそうな事

 燃料である重油の高騰でにっちもさっちも行かなくなった事を受けて、基金の積み増しなどという戯けた話が俎上に上がってきた。流石はお役人、原資がないと騒ぐくせに基金と言う名の補助金で新たな利権を作り出そうとしている。その原資はそれこそ消費税の値上げやタバコの値上げでカバーしようと言う算段なのだろう。

 ぶっちゃけた話、一言目には財政破綻だと言いながら役人は補助金と言う形で新たな利権が確保出来ると見れば、平気で財布(もちろん他人の)を開く連中だ。減税をしない理由はそこに利権(役人の利権とは金をバラマク権利の事)が付いてこないからで、自分の役所から金を恵んでいるように見せられないからなのだ。

 もしも、私が役人だったら、金を恵むのではなく燃料の価格統制(食糧から燃料と原料となるもの全ての価格を統制する、加工品は統制の範囲外で好きな価格で売れば良い)を行う。補助金として考えている金額と現在の価格との差額を元に価格を統制して提供すれば良いだけの話なのだ。

 但し、そんな事を言ったら役人はどういう訳か財源がないからでいないと絶対に認めないに決まっている。財源なんて国債を新たに発行して全て日銀に買い上げさせれば良いだけの話だ(要は足りない分のお札をすれば良いだけだ)。

結論:役人は天下り先が出来るならば、金に糸目は付けない生き物なのである。補助金を出すくらい(重油に燃料税は含まれていないので減税はできない)ならば、価格統制をすれば良い。そして減税の余地のあるガソリンは暫定的にガソリン税を停止すれば良いのだ。財源が無くなれば無駄な道路が減る事だろう。

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