文明開化と言えば明治維新だが、官軍と呼ばれた連中は江戸幕府開闢以来積年の恨みを晴らすために天皇を利用したテロ集団に過ぎなかった。薩長と比較し幕末から大政奉還までの期間数多くの人間を海外へと派遣し文明を吸収しようとしていたのは他でもない幕府側であった。文明開化が短時間で可能になったのは、幕府が近代化の準備をしていたからである。明治政府の役人(実務を行った者)は旧幕臣が中心であった。行政を執り行った事のない田舎侍に一国を動かす事など所詮無理な話なのだ。もちろん、トップには薩長の功労者が就いたのだが、その結果江戸時代から営々と築き上げてきた商人達の力を甘く見たため、日本の敗戦へと突き進む事になってしまったのである。
結論:幕府主導で政治改革を行っていれば、文明開化の行き着く先が敗戦になるようなことは無かったに違いない。少なくともメーソンの口車に乗るようなバカは幕臣はいなかった筈だ。そうでなければ300年近く持つ筈はないのだ。薩長は維新後僅か70年で破綻したじゃないか。文明開化が出来たのは、幕府がしっかりしていたからである。
水曜日, 7月 30, 2008
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