水曜日, 7月 30, 2008

チップの前にチップセット

 次期MacBookにはIntel製のチップセットが使われないと言う噂がある。確かにIntel製のチップセットを使っているMacBookは、MacBook Proと比べると大きく見劣りする(価格の差の理由付けにはなるが)。そもそもメインメモリをグラフィックで使うと言う貧乏臭い仕様はAppleらしくない。OSXの出来の良さで他のノートPCとは、多少の差別化が出来ているが、それだけで満足するJobsじゃないのである。

 さてここからは私の妄想だが、Appleはハードで明らかな差別化を図らなければいけない段階に達したのではないだろうか。どう言う事かと言えばIntel製のチップよりも高性能なチップを手に入れた(P.A. Semi?)のは、他社のPC用にOSXをライセンスする準備に入ったからだという妄想だ。OSXをライセンスを行えば、Intelのチップセットを使う限りデザインくらいしか違いは出せない。だから手始めにチップセットをオリジナルに換え、続けてチップそのものを乗り換えるのだ。

 今四半期は利益率が落ちると発表しているが、それはアーキテクチューの乗換え準備に入るからだと言うのが私の妄想である。

結論:Snow Leopardは、Leopardの完全Cocoa化を意味する。Carbonと言う足枷が無くなれば、iPhoneやiPod touchを見れば分かるようにチップに依存しない統合環境を提供出来る。Appleは既に新しいチップ版のSnow Leopardを準備し、Intel版のSnow Leopardは、Mac版とPC版が登場するのではないだろうか。その時期はまともに動くWindows 7が登場する前になる筈である。まあ妄想だけどね。

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