田中角栄は何故追い落とされたのだろうか。ロッキードの金が原因なんて考えているようじゃ何も分かっていない事になってしまう。実は、田中角栄はアメリカの影響力(アメリカ政府からの資金援助)を日本から取り去ろうとしたために追い落とされたのである。
理由その1:戦後日本の政治はスタート時からCIAの資金で動いていたが、角栄は自己資金で自民党を運営してアメリカの影響力を削ごうとした。
理由その2:世界の石油資源は7シスターズ(ロックフェラーとロスチャイルドの利権)と呼ばれるメジャーに独占されていたが、OPEC(これも実はロスチャイルドに操られた組織)が力を付け、7シスターズに対抗出来る時代になったので角栄は産油国とメジャー抜きで石油の取引を試みた。
理由その3:アメリカの実質占領国のままである日本を独立させるには、対抗できる国と国交を結ぶ必要があると考えていた(これは石橋湛山に始る流れ)角栄は中国やソ連(当時)と日本独自の国交を結ぼうとした。
終戦後、現存している政府を動かすためにアメリカは多くの資金を提供してきた。これで政治力を持ったのが戦時中、満州で栽培した阿片で関東軍の資金を確保していた大蔵省の役人(岸信介)とその一味(児玉誉士夫など)だった訳(保守本流と呼ばれる売国奴)だが、それを打破しようとしたのが田中角栄だったのだ。つまりやる事なす事全てアメリカ(それを操る資本家)に盾を突いたわけである。
結論:ロッキード事件で逮捕された児玉誉士夫はCIAの指示で動いていた事は明らかで、田中角栄は上手く嵌められたのである。小佐野賢司は田中人脈だが、児玉は岸の流れなのである。
水曜日, 9月 05, 2007
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2 件のコメント:
石橋湛山もアメリカ(岸か?)にやられたと考えるのですが、いかがですか?
一応病気だったとは思いますが、湛山の考え方はロックフェラーではなくロスチャイルド系の考え方。当時のロスチャイルドはヨーロッパの建て直しに手一杯で、ロックフェラーに良いようにやられていたことは間違いありません。石原莞爾などもどちらかと言えばロスチャイルドの考えに近い気が...厭くまで気ですが。
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