日本で8月に出荷開始予定の「librette W100」。一回り小さめのiPad 2枚を蝶番で繋いだような筐体には標準で電子書籍リーダーが搭載され、両画面に2ページを表示した状態はまるで本物の書籍のようである。重量もほぼiPadと同様で持ち運びに困るような事もなさそうである。二つのマルチタッチ画面は独立して使用するこも、1つにする事も可能なため様々な用途に使える事だろう。と、ここまでは優れた点を例に上げているが、そうは問屋が卸さない。大型バッテリーを使っても4時間しか持たないし(カタログなので実際にはもっと短いだろう。原因はCPUがPentium 5400だからだろうが、OSが重いのだから仕方がない)、OSはWindows 7なのである。
iPadに意味があるのは1回のフル充電で10時間は間違いなく動くと言う事。iPadと変わらない重量になる標準バッテリーではカタログでたったの2時間。アダプターを持って歩かなければいけないのでは何のために小さく折り畳めて持ち運びに便利なのかが私には理解出来ない。トータルの使い勝手を考えないからこういう見掛け倒しの商品になってしまうのだ。
結論:これってMicrosoftのコンセプトモデル「Courier」(こちらは、Windows Phone 7)のWindows 7版なんじゃないの。悪いけど売れないよ。
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