月曜日, 6月 28, 2010

iPhone 4のカメラの性能

 MacWorldにiPhone 4のカメラがどれ位の性能かという他のスマートフォンなどとの比較記事が掲載されていた。結果は、好みも含まれているのかも知れないが、画素数でiPhone 4を圧倒している筈の、Droid XやEVO 4Gを押えてトップクラス(Xperiaは入っていないので負けているかも知れないが)と言う結果になった。iPhone 4に勝ったのはより高画素のデジタルカメラ(スマートフォンではない)のSony DSC-WX1やSamsung HZ35Wであった(一眼レフではないが、そもそもレンズの口径が違う)。動画の方も比較されているが結果は動画撮影専用のFlip Video M2120(フィリップ製)にトップを譲ったものの、デジタルスチルカメラよりも高評価になっていた。単純に画素数競争することなく裏面照射型のCMOSを使い高感度撮影に強くなっている事と画像処理を行うアプリケーションの作り込みの差が出来上がった画像の差になったようである。

結論:前にも書いたように小さなレンズしか載せていないのに高画素を謳うのは本末転倒(解像度の低いレンズによる収差の影響の方が撮像素子の画素数よりも問題)。同じダイサイズであれば画素数が少ない方が暗さに強くなるので光量の足りない状態で撮影した画像は...レンズ解像度、撮像部の感度、ソフトウェアのバランスが画質を決めるのである。単純に画素数に騙されてはいけないのだ。

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