火曜日, 11月 18, 2008

IMFは誰の銀行なのか

 IMFが10兆円の融資枠を持ったために大人しい話し合いとなったG20。増税だ何だと国内には景気の悪くなるような話ばかりしているお国とは思えないくらいに気前の良い国が日本だ。IMFに10兆円も恵んでやれる(融資とは名ばかりで返ってこないのは間違いない)とは大した物である。

 IMFは国連の専門機関だからと何か素晴らしい組織のように考えられる人がいるかも知れないが、破綻しそうな国家に高金利(12〜30%で融資)で金を貸すのだから単なる金貸し。国連(正確に訳せば連合国)自体が戦勝国が作った敗戦国を管理する(賠償金の集金)ために作られた集まり。戦勝国の利害を優先する組織になのだから、その下部組織が清廉潔白な訳など無いのである。

 IMFのメンバーは各国の財務大臣と中央銀国の総裁。中央銀行制度自体ロスチャイルドの発案で各国に作られた純然たる民間企業なのだから、その代表が集まって作られた組織を束ねているのが誰かは聞かずもがなである。

結論:何度も書いているのでご存知だろうが各国の中央銀行(紙幣発行銀行)は、北朝鮮とイランを別にして民間銀行である。そして直接間接の違いはあるが、ロスチャイルドの資本が大口で入っている。中央銀行とIMFはロスチャイルド資本と無関係に活動できる組織ではないのだ。IMF経由じゃなく日本が低利で直接貸してやればどんなに助かることか。

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