火曜日, 11月 25, 2008

日本人は奴隷

 宗主国のアメリカから見れば日本など植民地で、日本国民は奴隷に過ぎないのかも知れない。苫米地氏(ロックフェラーの手先なんて書いてある物もあるが)じゃないが講和条約を読んでみてもどこにも独立したなんて書いてないという話に頷けるのだから情けない話だ。戦後60年以上も経っているのに、つい最近までディビッド・ロックフェラーが権力を掌握していたため日本の政治はアメリカの傀儡政権によって行われてきた(何度かそのくびきから逃れようとしたが、その度に首相の失脚や突然死が起こった)。

 メディア(カスゴミのこと)は正力松太郎の敷いた路線を踏襲し、朝日はサヨクと言われながらもその役目は米国に対する不満のガス抜きだったことは明らかで(サヨクの筈なのに新自由主を義持ち上げるのなんておかしいのだ)、本気で社会民主主義を目指しているのなんて東京新聞ぐらいなものなのだ。

 年次改革要望書を突き付けて日本を植民地化しているアメリカはどうなのかと言えば、歴代の政権を見れば分かるように大統領(神輿)は別にしても、それぞれの政権をコントロールする主要スタッフにローズ奨学生出身者(年間32名しかなれないのだ)が当っていることを考えれば、米政権が英国の影響下にあることは疑いようもないのだ(日本の官僚にはハーバードなど米国留学組が多いのと同じ)。

 自身がオックスフォードのローズ奨学生だったアレックス・カー氏の『美しき日本の残像』という本のエピソードに、以下のような件がある。

------ 以下引用 ------
「中世のおかしな学服を着せられて大きなホールに案内されました。オーク張りの壁には何百年も前からの歴代の学長や貴族の肖像画がずらりと並び、部屋の遠くの方には学長と先生たち四人が座っていました。その先生たちは部屋に入ってきた僕を見ることもなく話し始めました。

『次はだれですか』
『ミスター・カーです。アメリカ人です』
『そうか。植民地の者か。こちらに来て何を学ぶのかね』
『中国学です』
『中国学? それは古典的な勉強だね。ラテン語のようなものだ』
そう言って学長はやっと僕に向かって話し始めました。
『植民地の者よ。君は中国の古典をこちらで勉強する気か? 古典というのは厳しいものだ。なまけるではないぞ! では下がってよろしい。次の人を呼びなさい』
------ 引用終わり ------

 貧乏ならば貧乏なほど肥満になってしまうような消費者大国アメリカはオクスフォードの学長からすれば未だに英国の植民地。アメリカの支配階級以外はまともに相手にされる存在ではないのだろう。

結論:日本人がアメリカの奴隷ならば、アメリカ人は英国の家畜である。まあ、家畜の奴隷なのだから威張る話ではないのだが...

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