木曜日, 11月 06, 2008

オバマが勝利したということは

 オバマを勝たせたのは”赤い楯(ロスチャイルド)”だと書いた。ロスチャイルドはロックフェラーと比べ、統制(保護主義、左寄り)的な政策をとる国際金融資本である。それに対してロックフェラーは、自由放任(やった者勝ち、右寄り)。田母神の問題の話で書いたように、第二次大戦中のニュー・ディラー達は、明らかに”赤い”人達。大戦後、相対的にヨーロッパ(ロスチャイルド)の力が、弱くなった(ロックフェラーが圧倒的に強くなった?)段階でアメリカの中枢から追い出されたわけだ。

 それから60年以上、世界経済(政治も)はロックフェラーの戦略をロスチャイルドが影から支援すると言う形で動いてきたのだが、今回の大統領選で遂にその立場が逆転したのだ。要は、オバマの好きな”CHANGE”は、支配者が代わったと言う事を指しているのだろう。そして、それは日本でも静かに進行している。日銀(ロスチャイルド系)の総裁選びで財務省(ロックフェラー系)出身者を拒否した段階でロックフェラーの威光は大分落ちていたのだ。

日本のCHANGE
その1:日銀総裁人事のローテーションが(日銀→財務)崩れた
その2:国内にインフレ懸念はないのにプライム・レートを引き上げた
その3:政権から小泉派の一掃
その4:旧大蔵省(中立)の復活(中川氏が金融、財務大臣を兼任)

 アメリカの民主党は、昔からどちらかと言えば”赤い”方が好きだったのだが、それでも国益(ロックフェラー)を優先して政策を決めてきた。それが、日本にとって共和党よりも良くない政策だった訳だが、これからのアメリカの国益はロスチャイルドの意向に掛かってくる。山口組(ロスチャイルド系)の中にあって、ロックフェラー系だった後藤組が切られたのも、そういう流れだと勘ぐれる(妄執だと言う気もするが)。

結論:新自由主義経済下で優等生だった国々の経済崩壊の度合いが強いのも、ロスチャイルドの恫喝と見るべきだろう。今こそ、中央銀行の真の支配者が誰かを思い出すべき時なのだ。オバマが勝利したと言うことはアメリカの支配者がロスチャイルド系に代わったのだ(また妄想?)。日本もこれからはロックフェラー系は枕を高くして眠れないと言うことである。

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