docomoが冬モデルのラインナップを発表した。お客様の声を聞いた結果、今迄のナンバーによるモデル分けからライフスタイルに合わせたセグメント分けに変更したそうだが、お客様の声なんか聞いても仕方ないのにと考えている人間は少数派なのだろうか。
マーケティングの批判(個人的に嫌い)の時にも書いたが、市場調査や顧客アンケートで得られる情報はどうでもいい意見や、聞かない方が良い意見が多く含まれている(大体、将来に対する本質を突いた意見なんて出てくる筈がない)。特に製造業にとっては要らない情報が多く含まれている。強いて言えば真摯に聞く必要があるのは希望ではなく、苦情だけだ。これは、販売動向の数値分析も全く同様だ。数字を見る時間が合ったら現場を見るべきである。
今回のdocomoのセグメント分けは、お客様の声を聞いた結果だと言うのだが、実際の商品を見てみると今迄のモデル構成と大した違いはないようだ。機能が少ない”STYLE"は70xシリーズで、”SMART”がμ、”PRIME”が90x、”PRO”はスマートフォンだ。
結論:結局、docomoはお客様の声だという代理店の口車に乗っただけの話のようである。マーケティング部門の人間なんて代理店の出先機関。心は会社ではなくカタカナ業界の方を向いているだけなのだ。大体、マーケッターなんて、代理店に入れなかったか、代理店を追い出された奴が行き着く部署なのである。こんな悪口を私が書くのも電通に入れなかったせいだが...(人間としてサイテ〜)
木曜日, 11月 06, 2008
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