日曜日, 11月 16, 2008

盛り上がらなかったG20

 G8から拡大され世界の首脳(G20)集まって行われた金融サミット。今後の政界経済を占う話し合いになるかと期待していた人も多かったようだが、IMFによる世界通貨とかアメリカに引導を渡すとかの具体的な話は結局出ずに終わってしまった。サルコジはドルの基軸通貨の終焉を訴えていたが、足元のユーロだって不安定には変わりなく本来一番発言力を持たなければいけない日本が、アメリカに遠慮したのか今後もドルを支えてゆきたいなどと寝ぼけた事を言っていたのでは盛り上がるはずなど無かったという事らしい。

結論:どうせもうすぐ辞める大統領が議長じゃ、何を話し合っても仕方ないと参加者は思っていたのかもしれない。サルコジが、事前に吠えたのもオバマ以降のアメリカに対する牽制球だったのだろう。

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