水曜日, 11月 05, 2008

もう終ったとは思わない

 一気に奈落の底に落ちるのかと思っていたアメリカ経済。株価が1ヶ月ぶりの高値を回復したようだが、処方薬が痛みを抑えているだけで根本的な痛みの原因を取り去る処方せんがないのだから、これで持ち直すなどと思わない方が良いだろう。

 今は全ての市場(株式、通貨、コモディティ)を乱高下させ、日銭を稼ごうと言う相場になっている。為替が数日で1割以上上下するなど正常な状態だとは到底言える話ではないのだ。新大統はオバマになるのは既定路線(今回はロスチャイルドがオバマに動いた)としても、そのまま米国経済が回復に向かう事はないはずである。

結論:大統領選絡みのご祝儀相場。日銀の金利下げがいつまで効果を上げ得るかに掛かっているのだ。

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