火曜日, 1月 05, 2010

「同一番号」の中国人民元

 偽札鑑別機で世界最高水準を誇る松村テクノロジーに同一番号の人民元が持ち込まれたそうである。鑑別機での鑑定結果はどれも本物だったのだ。印刷機の故障で同一番号が偶然付いてしまった券があるだけとスルーすることも可能なのだが、底意地の悪い私はそんなものではないと考えるのである。
 
 印刷局で国に内緒でニセの真券を刷っていると考える人もいるかも知れないが、私はそんなに素直には考えない。貿易収支では考えられない外貨を得ている中国がドルを買うために使っている人民元が全て帳簿で管理されているなどとは到底思えないからである。昔から中国は勝手に(他国には内緒で)人民元を刷っているという噂がある。ニセのGDPを平気で発表する国がニセの真券(発行数量の複数倍を印刷した水増し人民元)を国が流通させるなど当たり前の話と考えても良いのではにだろうか。
 
 国以外が偽札を刷れば犯罪だが、国が刷れば経済政策のひとつとも言えるのでは?そんなバカな事をすれば通貨の信用が失われて世界経済がパニックになってしまうからしないなんて小学生のような事を言わないように。知ってはいても言わない方が良い(水増しされているのではなく本当に実力があると皆で決めてしまう方が都合が良い)場合にそうするのが大人の対応なのだ。
 
 そもそも紙幣なんて人生ゲームのお金と大した違いはない。人生ゲームのお金がゲームの中でお金として扱われるのと一緒で、紙幣は実世界でお金として使えると決めているだけで、物との交換ができなくなれば単なる凝った印刷の紙切れに過ぎない。水増しされているのを知っていても知らん振りが出来れば普通に流通するだけの話なのである。

結論:GDPも水増し、紙幣も水増し、実数より少なく発表しているのは人口だけなんじゃないだろうか。そんな国をあなたは信用しますか?利用はしてもいいけど、信用はしないのでは。

2 件のコメント:

4 さんのコメント...

利用させていただきます。中国産の服を着ているので。。

G4 Cube Everlasting さんのコメント...

 おめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

 しら〜っとした顔で余分に刷ったお札で国債を購入して恩を売る中国。それを承知で買い手が付いた国債を担保にドルを刷りまくるアメリカ。そんなことは全く埒外に財政再建だけが目的化している日本。

 まあ、どちらが資本主義(の酸いも甘いも)を理解しているかと言えば当然米中ですが、悪い資本主義を実践すれば結果はどうなるかは...

 まあ、正しい資本主義で間違った経済政策を実践している日本も結果は...

 景気は経済施策ではなく心理学の問題と理解できれば景気など直ぐに回復するのにと思うのですが。