火曜日, 1月 19, 2010

Androidの問題点

 Nexus Oneの登場で勢いづくAndroid携帯だが、最新の2.1を搭載しているのは現状ではNexus Oneだけで、OSのバージョンアップをリリースするとは言われているが、そもそもハードウェア構成の違うバージョン1.6までのAndroid携帯までが対象なのかは不明である。iPhone OSにも複数のバージョンが存在するが基本的に全てのiPhoneに対して最新のOSへの移行が推奨されている。それは、ハードウェアによる機能の差以外はソフトウェアでカバー出来るプロダクトだからなのだが、対するAndroid陣営はベースはGoogle提供のOSであってもバージョンの管理の主導権は各メーカー与えられている(マイナーなアレンジが可能)ため、Googleが完全なバージョンのコントロールを行う事は事実上不可能になっている。
 
 既に、Nexus Oneで2.1になっているのにAndroid 2.0搭載の”MOTOROI”が、Nexus Oneよりも後に発表されたりしている状況を見ればそれは明らかである。2.0なのにマルチタッチに対応なのだから、もうぐちゃぐちゃなのだ。

結論:コントロールされないOSほど迷惑なものはない。Androidとひと括りにされても、ユーザ・インターフェイスが各社各様ではお話しにならない。これでは、ハードウェアを生かすアプリケーションをサードパーティが開発するなど不可能なのである。Androidはオープンソースの問題点をそのまま抱えてしまっているのが最大の問題点だ。

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