月曜日, 1月 11, 2010

村社会の掟

 メディアは小沢叩きに忙しいが、事実関係がはっきりしていないのに検察リークを元に騒ぐと言うのはあまりにも幼稚である。保守の雑誌と考えられている文藝春秋は明らかに親米(保守かどうかは知らぬ)雑誌。田中角栄を最初に叩いたのが文春ならロッキードを盛り上げたのも文春。情報源は間違いなくCIAあたりだろう。
 
 文春や読売がCIAの御用メディアかどうかは別にしても、検証も無しに全てのメディアが一部の報道を鵜呑みにして更に既成事実化してゆくのは前近代的な村八分そのもの。槍玉に挙げられた人物が捏造記事で抹殺されようが、大勢に付いている限り責任を問われないのだから乗ったもの勝ちだと踏んでいるのだろう。ジャーナリズムだと抜かしながら見ているのは村の長(アメリカ)の顔色ばかり、戦前の報道機関と全く変わらない村人根性なのである。

結論:その場の空気を読めないのはバカだが、その場の空気しか読めないで外の空気がどうなっているかを理解できないのは救いようのないバカだ。そう言うバカは結局同じ過ちを何度でも犯すもの。マスメディアの仕事は村の噂話で人を裁く事ではないはず。そんなことばかりしているからカスゴミと言われてしまうのだ。小沢に問題があるとすれば、それは個人の問題ではなく日本の政治の問題なのである。

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