月曜日, 1月 25, 2010

学級委員レベルの民主党閣僚

 首相が友愛が素晴らしいと考えるのは自由だが、現実の政治を道徳で動かされたのでは国益が蔑ろにされてしまう。外交が何のためにあるかと問われれば、国益を守る以外に考えられないのだが、そのためには回りのみんなに嫌われないようにしましょうでは、学活なみの幼稚な思考なのだ。
 
 基地の移転問題にしたって、地元住民が反対するから移転するとかしないと言うのではお話にならない。国家の防衛を考える上で必要なのか、どこがベストなのかと言う議論が一向に無いままで、基地の移転など不可能なのである。
 
 仮想敵国となり得るのはどこなのか、それを防御するには何を準備しなければいけないのかを冷静に考えた上で、日米安保だけでよいのかを議論し、それに替わるものが他にあるならば、移転計画に合わせて新たな戦略を組み上げていかなければならないだろう。

結論:日英同盟の終了から太平洋戦争へと雪崩れ込んでいったように日米同盟が未来永劫続くなどと考えるのは間違いである。日米安保は日本の国益を考えて編み出されたものではなく当時のアメリカの国益に一番沿うものだったからに過ぎない事を忘れてはいけない。どこの大学を出ようがお目出度い奴に国を任せていたのでは、国民が不幸になってしまうのである。

0 件のコメント: