池田さんはインフレがくる、財政が破綻する、だから自由化しろが信条らしい。確かに外貨も国内の資産(国家と国民)もなしに資金を放出する手段として考え出された国債以外に打ち出の小槌がない国が大量の国債を発行すれば経済は破綻し、池田さんの大好きなインフレ(好きなのではなくて怖いの?それともそれしか思い付かないの?)になってしまうだろう。直ぐ引き合いに出すジンバブエは、まさにその典型だ(引き合いに出すために使うのが純債務額と対GDP比)。
二重課税を恐れ国内に還流していない企業の海外純資産や政府の純債権(政府の持つ資産)は全く勘定に上げずに借金の部分だけを取り上げるのは”狼怖い”以外の何物でもないように思うのだが。勿論、債務を全く無視して日本は世界一の金持ちだなどと呆けた事を宣う気は更々ないが、財政再建一本槍(景気をシュリンクさせて)で日本経済を破綻に導くよりは景気を回復させるシナリオを書く事が必要なのである。インフレを恐れそれを防ぐために経済をシュリンクさせるなど悪魔の所業なのである。
結論:海外にプールされている企業資産(外貨)を国内に還流させる税制改革(二重課税をやめる減税策)を実施すれば、国債など発行しなくても資金はいくらでも得られるのだ。財政再建=増税しか頭に浮かばないのに偉そうな事を言うのは千年早いのである。勿論、そんなことをしたら世界経済が破綻するかも知れないので政府が紙幣をする方が得策だと思うけど(資産の引き揚げと政府紙幣の発行を両天秤に取引をすれば良いのだ)。
水曜日, 1月 13, 2010
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿