親米ポチの連中が佐藤優をロシアのエージェントだと罵り始めた。確かに外務官僚の中ではロシア通である彼がロシアに対してシンパシーを持っていないとは云わないが、何から何までアメリカ様の言う通りと言ううすらバカに比べれば、ずっとまともなことは確かだ。アメリカ様の言うことを聞いていればいつでも守ってもらえる(都合が悪くなれば陰に隠れさせてくれる)などという幻想は最近のアメリカの動きを見ていれば雲散霧消したことは明らかだ。
核開発を終了し、長距離ミサイルまで試射している北朝鮮に対してアメリカが何をしてくれたと言うのだ(少なくとも第7艦隊が日本海に集まったと言う話を聞いたことはない)。つまりアメリカのために必要な時のための同盟であって日本を守る義務など少しも感じてはいないのである。
佐藤優氏が挙げられた理由も二極外交などの多極外交を中心にバランスを考えた外交戦術をとられてはアメリカの思惑道理に操縦できなくなってしまうからなのだ。
結論:佐藤優氏がどちらであるかはこの際問わない。それよりも、アメリカ性善説でアメリかべったりの現在の政策が正解かどうかは常に考える必要がある。それを気付かせてくれれば佐藤優氏の立ち位置がどこにあろうが構わないのである。
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