最近は流石に時価総額経営などと言う馬鹿げた事をいう経営者はいなくなったが(いたら申し訳ないが、ただの戯けだ)、日本はこの時価会計を非情にうまく利用してタダ同然で外資に日本を売り渡すというウルトラCを演じて見せた。
通常、時価と言うものは取引価格の高い時にだけ使うもので安い時には定価にする方が良いに決っているのだが、日本は底値になっている時に時価会計という会計基準(アメリカ以外にこんな馬鹿げた事をしている国はなかったのに)を実施したのである。資産価値が目減りしている時にこんなことをすれば、現金以外で資産を持っている企業はどこも営業利益に関わらず業績が悪化してしまったわけだ(まあ、外資の目的は最初からそこにあったのだが)。
結論:時価会計は潰れるはずのない銀行に引導を渡したり、実態のない企業業績(エンロンを見ろ)を作り出したり、まさに魔力を持っている。大体考え出した奴らが悪魔に魂を売り渡した連中なのだから魔力を持っているのは当たり前なのだが...
火曜日, 4月 03, 2007
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿