火曜日, 1月 27, 2009

プロパガンダ

 日本人はお人好し(要はバカ)なので何でも報道されることを信じてしまうようだ。カスゴミが騒ぎ立てると何でもその通りだと思ってしまうのだ。事務方(文官であって文民じゃない)が騒ぐまで別に問題にしていなかった田母神論文も官房長が問題にしたら行きなりシビリアン・コントロールがどうのと書き立て、派遣切りは重大な社会問題だがそれとは関係のない派遣村(どう考えても主導していたのはプロ市民で自然発生的なものでは無かった)を大々的に取り上げ左巻きの思想を応援したり、どんなことをこれから仕出かすかも判らない他所の国の大統領を英雄のように持ち上げる。確かに日本の政治家も官僚もくずなのは判るが、それとアメリカ大統領を相対評価する頭の構造が私には全く理解出来ないのだ。

 そして、こんな事を書くと全面的に田母神氏を擁護したり、派遣村やオバマを否定したりするんだよな。物事は白黒つけたり、正・悪を判断すれば良いと言うものではない。どんなものにも良い部分もあれば、悪い部分もあることを理解した上でそれが、短期的、長期的に見てどうなのかを判断した上で利用出来る部分と乗ってはいけない部分を判断することが大事なのである。派遣村がプロ市民の示威行為だとしても、企業理念に欠ける大企業の考えを変えさせるために利用するなら構わないし、オバマだってその政策が日本に良い影響を与えるのならば利用すれば良いだけの話。白黒つけて自分は常に白だなどと言い張るようじゃ魑魅魍魎に利用されるだけなのである。

結論:アメリカの重石があったから60年以上戦争に巻き込まれることが無かったが、日本人のレベルは戦前と全く変わらない幼稚なまま。重石がとれたらまた同じ過ちを繰り返すことは、カスゴミの報道とそれに対する反応を見ていれば明らかなのである。バカは死ななきゃ直らないというが、そうなると一度全滅するしか方法はないのだろうか。巻き添えは嫌だな〜。

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