円高と輸出需要の減少をもろに被って青息吐息の輸出企業の親玉(お手洗い)が、為替に介入して無理やり円安にしろと言う虫の良い話をまたしたようである。キヤノンやトヨタの為に準備金を蓄えてきた訳では無いのにと思うのだが、どうやら外貨準備金を人の金だとは考えていないらしい。外国為替を外為と略しはするが外国の為に使うと言う意味では無いのだ。
そんなに円安が良いのならば政府発行紙幣でも大量に刷れとでも言えば良いのに、そんなことは噯気にも出さないのだから大した物である。このままいけば為替介入でどうにかなるような円高では済まない(半額以下だよ)。国内の通貨量を倍にしなければどうにもならないくらいドルは弱くなってしまったのだ。
結論:為替介入なんかしなくたって円建てにすれば為替の問題は解決する。それが嫌でも、オプションでドル安をヘッジすればいいじゃないか。まずそれをやってから政府に介入しろって言うのが筋だと思うのだが。自分達は何もしないで儲けようと言うのでは、あまりに虫が良過ぎるのだ。
水曜日, 1月 14, 2009
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