月曜日, 10月 01, 2007

アメリカはスーパーパワー?

 そう信じなければやっていけない状態に陥っているとは言え、アメリカが日本を文句なしに守ってくれるほどのスーパーパワーを持っていたのは過去の話である。建国以来の油好き(前にも書いたように鯨油から石油と他国に関与するきっかけはいつも油まみれだ)が、祟ってにっちもさっちもいかなくなり始めている。そのためにイスラエルのイラン攻撃とその報復を理由にイランを攻撃する起死回生(軍隊を送るのでは無く核兵器でケリを付ける)を狙っていたが、軍内部の妨害(勝手に核兵器を爆撃に積んだネオコンの方が悪いのだが)によって未然に防ぐ事が出来た。

 フルフォードの言っている事は荒唐無稽のようにも思えるが、自国に対する核テロの演出も含めてネオコンがやろうとしている大バクチは、国際金融機関の誰も幸せにはしないのである。B-52と言えばいつでも核兵器を搭載しているように思えるだろうが、少なくとも米国内にある時に核兵器を搭載する事など1960年代以降ないのである(1968年にグリーンランドで核爆撃機の墜落事故が起きて以降、核兵器を搭載した爆撃機の飛行は行われていない)。

 北朝鮮への対応でも同盟国とは思えない自己の利益を優先した対応を見せたアメリカ。それにたいして最後まで抵抗しようとして安倍は崩壊。アメリカが当てにならないと思ったら、早速中国や、朝鮮の大好きな福田が首相に...

 いつまでも同じ事の繰り返しでは、いつか来た道をまた歩む結果になりかねない。厭戦気分だったっからこそ、再び戦争(第2次世界大戦)をした事を忘れては行けないのだ。

結論:軍事的には違うが、経済的に日本は世界一の大国である。周りに気配り(付け入る隙を与えるだけの対応)だけでなく、国家としてのグランドデザインを持った上で対応を考える時期はとっくの昔に始っているのである。アメリカと言う国は昔からスーパーパワーを持っていたのでは無く野蛮だっただけである。

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