木曜日, 10月 04, 2007

11万人は嘘

 沖縄集団自決の問題で11万人が抗議と言う話になって11万と言う数字が独り歩きしてしまっているが、実際に警察で掴んでいる人数は4万強。つまり主催者側の発表(こういうのを戦前は大本営発表と言った)は参加人数の2.5倍も多いのである。しかし各マスコミや警察関係者は本当の数字を発表して自分たちが抗議されるのを避けるために数字の間違いを指摘しないようである。もちろん11万と大見えを切った朝日新聞は確信犯(戦前の朝日と同じで未だに自分達を大本営だと考えている)なのだ。抗議デモに参加した人達は被害者である祖父母や父母から聞いたというのだが、その話が事実であると言う証拠は何処にも無い。確かな事は日本が制空権、制海権を失った状態で戦ray苦的に重要と思われた沖縄には、硫黄島とは違い民間人もおり多くの被害者を出してしまったと言う事だけである。

 そして、自決も仕方なしと皆が共通意識を持たざる負えないほど米軍による攻撃は凄まじかったのだ。沖縄で失われた命の多くは日本軍によるものでは無く、米軍の艦砲射撃によったのだ。洞穴を作って非難した人達に対して火炎放射器を使ったのも米軍だし、軍人に手投げ弾を渡されたのも婦女子であれば陵辱されそうになった場合に使いなさいと言う者も多かった筈だ。武器弾薬の乏しい中(自分たちが戦う武器が無くなってしまうのに)、住民に手投げ弾を配り自決しろと迫るなどあり得ない話なのである。

結論:戦後の沖縄の教育により沖縄戦のスタンダードが決められてしまった。生き証人の多くは、そのスタンダードに従って自分の体験をアレンジしていったのである。そのアレンジがスタンダードの基準を徐々に釣り上げていき、沖縄の定説になってしまったのだ。本土を護るために沖縄を橋頭堡にしてしまった日本軍の戦略の誤りは正さなければいけないが、島の形が変わってしまうほどに大量の砲弾を撃込んだアメリカにこそ責任があるのである。

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