何故、Xserveを止めるのかと言うユーザからのメールに「売れないから止める」とJobsが答えたとネット上に書かれている。実際に答えたかどうかは私がJobsではないので確約が出来ないが、本当に何時までたっても売れまくると言う状況になってはいなかったので恐らくその通りなのだろう(自社製のRAIDを止めたのは前にも書いた)。個人向けのMac mini ServerとMac Pro ServerとしてOSX Serverは引き続き販売されると発表されているのでOSX Serverそのものが無くなる事はないがXserveの開発を止めて浮く費用だけでサーバソフトを継続して開発する意味が果たしてあるのだろうか。
そこで、疑問になってくるのが今までずっと売れていなかったXserveを何故今頃になって止めるのかと言うことだ。売れていないとは言えXserveを続けていて屋台骨が傾いてしまうほど今のAppleは脆弱ではない。趣味でしかないと言い張っていたApple TVに大幅なテコ入れをして化けようかとしているこの時期に...
Xserveを止めることによってOSX Serverが今まで以上に売る方法があるのと言うことだ。勿論、miniやMac Pro向けはApple製のサーバを欲しい人向けではあるがそれが大化けすることはまずない。でも、一つだけ可能性が...それはApple以外のPC向けのOSX Server。コンシューマモデルの様にサポートしなくてはいけない周辺機器が限られるサーバならインストール可能なマシーンは数限りなくある。そんな事をしたらまともに影響を受けるのはXserveだが、止めてしまうのだから何の影響もない。たった53,800円でGUIで管理可能な制限無しのサーバソフトが手に入るとすれば趣味の人(Linuxでサーバを立てているような人)は別にして十分にアピールするのではないだろうか。
結論:どこからもPC用のOSX Serverが出ると言う話は出てきていないが、折角開発を続けるのだから玉を増やしたいと思うのは当たり前の話。儲かっていなかったものを利益に変える千載一遇のチャンスだと思うのだが。
月曜日, 11月 15, 2010
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