私のblogの読者の方からのコメントで明らかになったSONY Readerのプリインストールされている10冊の書籍は一章しかないという事実。マイコミジャーナルの記事を確認してみると確かに第一章だけと書かれている。10冊もバンドルするとは随分太っ腹だと思っていたら(SONYも出版社も)何の事はないPCのバンドルソフトと同じお試し版だったわけだ。
続けて読むためにどれだけの人が完全版をインストールするかは知らないが、こんな中途半端な事をしているようじゃ自ら失敗を呼び込んでしまうようなものだとは考えなかったようである。確かに私のように10冊まるまる読めるなら元はとれたと考える不謹慎な輩を排除することにはなるのだろうが1冊でも完全版を買う人がいればもうけ物みたいなやり方は、PCのバンドルソフトと同じで不興を買うにはうってつけのネタ(私のような底意地の悪い連中が格好の批判ネタに使う)になってしまうのだ。
結論:電子書籍は紙物を駆逐するのではなくプラスαで読者を増やすなどと既得権益を持つ連中の顔色を見ながらシェアの5割を取りたいなどと抜かすが、市場そのものが大きくならなければ半分取れても意味はないのである。ブックオフ(私は大嫌いなので書籍は普通の書店でしか買わないが)がライバルだと気付いていないんだろうな。
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