10月の最終週「GALAXY S」の登場で遂に首位の座を明け渡したiPhone 4。アメリカではWP7端末も発売開始されたようだが、こちらは予想通りの低空飛行でスタートを切ったようである。対応するアプリが僅かな上(約2,000)に前のバージョンの悪印象が強いせいかMicrosoftが期待していたような爆発的な人気は期待出来ないようである。これから、各社軒並みAndroid端末を揃えてくるが、素性の良さからすれば「GALAXY S」や「Desire」などが一番なのだが、国内メーカーはガラケーの機能を詰め込んだゴテゴテの端末で勝負をかけてくるようでiS03だけではなくドコモからも何でもありが続々出てくるようである。
Android OSはあくまで携帯の共通シャーシ(エンジンと言う意見もあるがエンジンはCPUだと思う)。ボディーとオプションパーツの構成で基本構成のAndroidからガラケーまで何でもありの世界。韓国などの外国勢は基本構成に寄った最新OSを搭載した端末を早期に投入する戦略に立ち、国内メーカーは今まで通りの何でもあり路線で差別化を狙うつもりなのだろう。Android陣営の真価が問われるのは数が揃ってからだが、各社各様のUXが搭載されたAndroidのユーザビリティには一貫性がないため端末に対する不満がAndroidに対する不満に転嫁されてしまう危険性を含んでいるだろう。
目出度く首位を奪取した「GALAXY S」を購入した人達は何はなくともAndroidというヘビーユーザが中心だが、これからメインになる人達はガラケーを捨てたくないケータイユーザ。国内メーカーはそこを狙って来るわけだが、そうなると「GALAXY S」や「Desire」の人気は急激に落ち込むだろう。一般ユーザにとって素直なAndroid端末はナンチャッテiPhoneに過ぎないが、だとすればスーパーブランドであるAppleと韓国や台湾のメーカーを比較するのは...
結論:売れ過ぎて弾が切れたせいなのかは分からないが11月の第一週のランキングの1、2はiPhoneの返り咲きだったようである。「GALAXY S」はXperiaと同じような運命なのかも。
金曜日, 11月 12, 2010
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