火曜日, 11月 02, 2010

当たり前の動き

 池田さんが書いていたように講談社などの出版社が電子書籍の著作権料を15%、5年縛りなどと言う信じがたい契約書を作家に送り付けるなどというバカなことをし始めたので、いずれは出版社を通さない電子書籍の販路(印刷屋も取次も通さない)が作り出されるだろうと思っていたが、遂に村上龍が動いたようだ。著作者には売上金の30%から50%を支払うということで講談社などの出版社の15%横並びと比べれば破格(日本でiBook Storeが始められれば70%も夢ではないのだが)である。

結論:半分近くの出版社が赤字に転落してしまった出版業界。未だにそれなりに儲かっているのは取次だけというのが日本の現状。自分たちの利益ばかりを考えていると後に続く者が増えるだけだと思うのだ。

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