火曜日, 11月 02, 2010

ロシアが動いた訳

 ロシアのメドベージェフ大統領が国後島を訪問したのは、尖閣諸島問題で弱腰振り(というより仙谷の媚中振り?)を見て取ったからなのは間違いない。そんなロシアの動きを見て、今回の訪問のそもそもの切掛けを与えた仙谷が「極めて遺憾だ。適正な措置をどう考えるか検討している」(どう考えるかを検討って日本語があるとは思わなかった。要はどう検討するかを検討するって事で何も考えていないだけ)らしいが、仙谷が利権を持たない国には強くでるのだとしたら、それこそ外交など成り立たないのだ。
 
 日本との間に領土問題を抱える国は、ロシア、韓国、中国の三国。中国に対し毅然とした対応をしていれば当て付けのように国後を訪問することなどは無かった。これは取りようによっては領土問題を話し合いましょうと言うサインと考えるべきなのだが、仙谷の話からすれば拗らせるだけのような気がする。

結論:今回の騒動はロシアが自国だと信じている島(実効支配しているのだからそう考えるのは当然)を訪問しただけで、日本の領土とされる尖閣諸島で体当たりを仕掛けてきた野蛮人とは訳が違う。こっちに対抗措置を取るのなら尖閣諸島は海上自衛隊が海上封鎖するくらいの措置を取るのが当然だと思うのだ。俺のせいだと反省して腹でもかっさばいて責任を取るのが筋なのである。

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