水曜日, 5月 27, 2009

現代用語のKUSO知識 〜第12回〜

 真実と事実が復活したのだからと、更新を忘れていたKUSO知識も久し振りに復活である。

NPO:特定非営利活動を行う為に設立された法人のことらしいが、成り上がりが箔付けに立ち上げたり、大企業が広報活動の一部と考えたり、右翼のフロントだったりする。福祉や人権絡みはプロ市民の隠れ蓑が殆どで金や政治が絡んでいないきれいなNPOの方が少ないのが実態のような気がする。【類義語】オンブズマン。
公益法人:公益法人認定法により公益性の認定を受けた法人。役人の天下り先が殆どなので公務員にとって益(退官後の私益だが)があるので公益には違いない。中には日本漢字検定協会のように大儲けをしているところもあるが、その殆どは国から金を分捕る事を前提にしているようである。【類義語】寄生虫。
エコ減税:エコロジーと言う言葉は自由と平等並みに絶対正義のように使われているが、その実態は自由と平等並みに単なるお題目に過ぎない。低燃費やハイブリッドだと環境に優しいからエコ減税対象になると、車の買い替え需要を掘り起こす手段として使われているがエコカーに乗り換えたために引き取られる車が山ほど出る事のどこを指してエコロジーと言い張るつもりなのだろう。公共交通機関の発達していない地方では車は生命線になるのだろうが、東京のような大都会では車を持たない事の方がよっぽどエコロジーである。一方でエコ減税を実施していながら、週末は高速走り放題を施策として立てるなどエコロジーが単なるポーズに過ぎない事の表れである。【同義語】似非同和。
省庁再々編成:厚労省の再分割の話が出てきて、巨大省庁は厚労省だけでは無いとカス添えさんが騒いでいるようだが、業務分析を行って無駄な部署の洗い出しもせずに省庁の再編など行っても何の意味も無い。どんなにきれいに重複を潰そうが新たな法律を作ってヌエのような仕事を作り出すのが官僚。裁量権を奪わない限り入れ物をいくら弄ろうと全く意味は無いのである。【類義語】のれん分け。

結論:どれもこれも単なる言葉遊びで実態を伴わない絵空事ばかりなのだ。

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