OSの出来で勝負が出来なくなったMicrosoftはMacは、PCよりも高いなんて言うコマーシャルでAppleのシェア拡大を阻止すると言うみっともない戦略(禁じ手)しか考えられなくなっている。揚げ句の果てには全く儲けにならないZuneをどうにかしたいのは分かるが、iPod Classicを音楽で一杯にするには3万ドルも掛かるのにZuneなら月々14ドルで一杯にできるからコストパフォーマンスが良い(iTunesは所有権なのでCDでも残せるが、Zuneは契約を打ち切れば曲は消え去る)と言うCMを流し始めた。iPodが3万曲入れないと音楽を聴けないというなら問題だが、映画やテレビをダウンロードして視聴すると言うのならばフルに入れてもiPodに入るのは数十本。購入したとしても数百ドルにしかならないのだ。
結論:一番高くなる条件を絶対条件にして計算したiPodと、一番割安な条件で計算したZuneを比較することに何の意味があるのだろう。40ギガのiPodが出た時に1万曲ダウンロードしたユーザが実際にいたが、それは例外なのである。ありえない条件でしか戦えないと考えるほどMicrosoftは追いつめられているのだろう。笑っちゃうのは、現在のMicrosoftのCMを編集しているシステムはどうもMacらしいのだ。
水曜日, 5月 13, 2009
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2 件のコメント:
どこかのシステム企画担当者みたいだ(>_<)。
想定しうる最大の範囲から落とし込んでいくのと、場当たり的につぎはぎでやることでは結果があまりにも違いすぎるのは、この事例からも明らかですね。
コメントを頂きありがとうございます。力技で場当たりで対処していけるのは、相手が何も戦略を持ち合わせていない時だけ(Jobs以前のAppleが良い例)、30年後を描いた戦略で進んでくる相手に対応するには同じだけの長期戦略が必要になります。今のAppleは余計な先走りはしないで時期が到来した時に的確に商品を発表しています。Intelへの乗換えなどは、OSX開発時から同時に進めていたプロジェクトが表に出てきただけの話。コストしか強みがないなんて策がなさ過ぎます。
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