火曜日, 5月 26, 2009

金は天下の回り物

 内需拡大だインフレターゲットだと色々な言い方はあるが要はお金をばらまきなさいと言う事。そんなことをしたら、モラル・ハザードがなどと言う連中こそ、モラルも何も無い連中なのだ。大体、日銀も財務省も判りたくないだけなのか、国民を騙すためなのかは知らないが、金融を緩和すれば景気は間違いなく回復する。それをいうとあれだけ緩和していたのに日本の景気は一向に良くならなかったでは無いかと否定するバカがいるが、そんなことはないITバブルが弾けてどん底に落ちる筈だったアメリカが、あっという間に不動産バブルになったのも日本が金融緩和を行っていたからなのである。
 
 日本であれだけ金融を緩和したのに景気が回復しなかったのは、国内への資金供給を恐れた金融機関が外資に無利息で円を貸し出し全てドルの購入に使われてしまったからであって、金融緩和の効果は目を見張るものがあったのだ。そして、現在世界中の景気が崩壊しかけている原因は日銀が金融引き締めを行っている(金利はゼロだが資金を絞っているのだから金は市場に出てこない)からである。今の金利で資金供給を増やせば景気は間違いなく回復するだろう。場合によっては一気にバブルにだってなる筈なのだ。

結論:金は天下の回り物、日銀の資金が世界に回ってしまったのでバブルを作り出した。国内に供給されれば内需は間違いなく拡大するのだ。それが分かっているからこそ、日銀も財務省もそれをしようとはしないのである。生かさず、殺さずが昔から役人の常套手段なのだ。

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