火曜日, 5月 26, 2009

真実と事実 〜第三十一章〜

 余りにも長い間書いていなかったため、すっかり忘れていたがロシア革命が労働者革命では無かったという事実を書いてみたい。歪曲された歴史的真実ではロシア革命は労働者による革命だとされている。駒として使われた民衆はそうだったかも知れないが、革命を指導した連中が本当の赤い貴族であった事実が明らかに...

定説:労働者階級による史上最初の社会主義革命。メンシェビキの臨時政府樹立の三月革命(ユリウス暦では二月)とボリシェビキによる十一月革命(同十月)の二度の革命によりロシア帝国は崩壊する。

事実1:レーニン(ウラジミール・ウリヤノフ)。母方の曽祖父はスウェーデンから来たユダヤ人宝石商でエカテリーナの相談役。祖父の代に小貴族になり、姉はロマノフ家に繋がる大貴族に嫁ぎウリヤノフ自身世襲貴族であった。
事実2:トロッキー(レフ・ダヴィドヴィチ・ブロンシュテイン)。両親はユダヤ系の富農(ロシア帝国ではユダヤは差別されていた)。母方のいとこが南ロシア最大の出版社主なので貴族では無いが特権階級だったのだ。
事実3:フルシチョフ(ニキータ・フルシチョフ)。14世紀から続くロマノフ家に繋がる貴族で父親は帝政ロシアの銀行家。従兄弟はドイツの銀行重役で大伯父はロマノフ家の侍従武官を務めた貴族。通説は、炭坑夫の息子。帝政ロシアでは銀行家のことを炭坑夫と呼ぶらしい。
事実4:カガノヴィッチ(ラザーリ・カガノヴィッチ)。ハザール王国皇帝の直系ともいわれるユダヤ人(アシュケナジー)。妹がスターリンの第3婦人。一族のカガンファミリーはフランスの大富豪。スターリンの右腕と言われたが、本当はどちらが上だったかは定かでない。
事実5:モロトフ(ヴャチェスラフ・ミハイロヴィチ・スクリャービン)。モスクワの軍人貴族の家系である作曲家アレクサンドル・ニコラエヴィチ・スクリャービンの叔父にあたる。プラウダの創刊に協力しスターリンの側近と言われたが、旧貴族であったことは間違いない。何故ならカガノヴィッチをボリシェビキの幹部に引き上げたのがモロトフだったのだ。妻はユダヤ人。

結論:ロシア革命を主導したのは貴族と富裕ユダヤ商人のネットワークであり、そこに資金を提供したのはロスチャイルドとロックフェラーからなる金融財閥だったのだ。更にモロトフ(ロシアの貴族。外相)と言えばドイツのリッペンドロップ(ドイツの貴族。外相)なのだが間にトルストイ家(文豪トルストイは貴族)が挟まりフルシチョフ家(ロシア貴族)。へと系図が繋がり、全てが一族だったのである。

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