木曜日, 5月 21, 2009

マスク

 インフルエンザを防ごうとN-95マスクを買い求める人がいるが、マスクで感染度合に違いがあるなどと言う研究結果は出ていない(違いが無いと言う結果なら出ている)。医療関係者がマスクを付けているのは患者に病原菌をうつさないためなのだ。精神的に安心すると言う効果はあるかも知れないが、感染がわかっている人間にマスクをして接触するのはナンセンスなのだ。自分を守るものでないが、被害を減らす効果は実証されている。空気中に飛散した飛沫は細かくなって吸い込む恐れがあるが、マスクでブロックすれば飛散そのものを防ぐ事ができるのだ。感染を広げないためにはマスクは有効なのだ。
 
 勘違いしてはいけない事はマスクをしても効果が無いと言う事とマスクをしなくても大丈夫だと言うのは全く話が別だと言う事である。誰とも一切の接触が無い開放空間で一人で生活する以外に本当にウイルス感染を防ぐ事などできないと言うだけの話なのだ。

結論:マスクを確保したら咳やくしゃみをしている人に譲るのが正しいマスクの使い方なのである。

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