また一つ虚業が消えた。不動産投資信託のニューシティ・レジデンス投資法人だ。アメリカでは5大虚業(投資銀行と名乗っていたようだが)が全滅し、流石に虚業がどれだけ当てにならないかが分かっただろう。アメリカ経済は虚の上に実が乗って回ってきたわけだが、それは自分が乗っているものが確かに存在しているものと信じていたからに過ぎない。もしかしたら足下には何も無いかも知れないと疑った瞬間に見事に底が抜けたのだ。
虚の上に実が存在出来たのはその下で日本の実が支えていたから、下に日本の梯があるのが見えなかっただけで、何もなしに空中に浮いていると信じていたとしたら本当におめでたい話である。神様を信じるのは自由だが、金融市場を作り出したのは神様ではなく悪魔(ロスチャイルド)の方だったのだから...
結論:虚が実の上に存在するのは可能だが、実が虚の上に存在する事は不可能である。
金曜日, 10月 10, 2008
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿