蘊蓄本の作者として有名な唐沢俊一氏は知ったかぶりでは有名だが、知ったかぶってデマを広めるのは如何なものだろう。私自身知ったかぶりをするバカなので人の事を言えたガラではないのだが、世間では物知りで知られている人物とただの変わり者では発言に自ずと重みの違いがある。
さて、知ったかぶりをするけど知ったかぶりをしている人が嫌いな私は、唐沢俊一の著作を一度も読んだ事がないのだが、唐沢俊一の最新刊『トンデモ事件簿』で大きな墓穴を掘っていると言う話を町山智浩氏のblogで知ったので、取り上げたい。
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話をIRAに戻すと、この団体は女王陛下のイングランドに楯突く凶悪なテロ組織なのだが、しかしイングランドに長年虐げられてきたアイルランドの独立を目指す組織なので賛同者も多く、あの“女王陛下の007”ことショーン・コネリーも、この団体には多額の寄付をしている(だからコネリーはいまだにサーの称号がもらえないでいる)。
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頓珍漢その1:IRAはイングランドに楯を付いているわけではない。アイルランドの大英帝国から独立を目指した組織である。アイルランドは独立済みなので認識不足。
頓珍漢その2:ショーン・コネリーはスコットランド人。スコットランドの独立のバリバリの活動家でアイルランドとは関係がない。
頓珍漢その3:既に”ナイト”の称号を女王陛下から頂いているので”サー”と呼ばれている。二重のミスだが”サー”は称号ではなく尊称。”ナイト”だから”名前に”サー"を付けるだけの話だ。
正直な話、唐沢俊一は自分で本を書いていないんじゃないの。自分で書いているとしたら物を知らないのにも程があると言うものだ。恐らく、本は唐沢のスタッフが書いているだけだ(落合信彦みたいなもの?)。
結論:唐沢俊一は人のネタをパクるので有名(去年盗作が問題になっている)なので今回はパクり先を間違えたのだろうか。そうじゃなければこんな頓珍漢なことを書く筈はないのである。と、言ってるそばから今度はまたパクりらしい。今回のネタ元は町山氏なので立派なパクりである
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