水曜日, 10月 29, 2008

財源ならある

 二言目には財源がないと騒ぐ財務省。そのくせ小泉時代には何の断りもなくアメリカ国債を大量購入(250兆円分)。財政が破綻すると言いながら破綻に弾みをつけたのは改革で財政を健全化すると騒いだ小泉政権下だったのを忘れてはいけない。何度も書いているのでもういい加減読み飽きたと思うが国債を日銀が引き取れば借金でなくなると言う通貨発行のマジック。これはCDSみたいにイカサマでも何でもなくて信用創造と言う資本主義の根本原理である。

 今回の話題は政府の発行した国債を日銀に売ると言う話ではない。日本政府が抱えている返ってくる見込みのない塩漬け不良債権で紙幣を発行しようと言う話だ。そんなものが何処にあるのだと言えば小泉時代に盛んに購入した(当然それ以前の分も)米国債だ。まだデフォルトになっていない米国債は放っておくとデフォルトされてしまい全くの無価値になってしまうが、少なくとも現在はまだ値が付く状態である。日本が購入した米国債を市場に流すなどと言う事は絶対に出来ないが日銀に売り払う事は出来るのだ。

 そんなことをしたら米国債が大暴落すると考える人がいるかも知れないがどうせ日銀は金庫にしまうだけ〔塩漬け)なので米国債が価格を下げる事にはならない。そして、日銀はその米国債を担保に紙幣をすれば良いのだ。

結論:世界一の債権国である日本にはいくらでも財源は転がっているのだ。

0 件のコメント: