木曜日, 11月 22, 2007

飛んでる物を落とす前にすること

 全く武器の事を知らない商社(ヤマダヒロユキよいう個人らしいが?)が自衛隊の武器調達で泡銭を稼いでいたと言う話しが漸く表に出てきた今日この頃。ヒロユキ君がズブの素人なのにそれで契約をとれるほど防衛省(特に守矢さんのいた内局)は武器なんてどうでも良い(だって本当の戦争はしないのだから)と考えていた事は明らかだ。それなのに性懲りもなく内局のご判断で、粛々とMDなどという馬鹿らしい武器にお金を貢ごうと言うのだから飽きれて物も言えないのだ。

 大体、蚊やハエを考えれば分かるように飛んでる物を叩きつぶすのは非情に難しい。上手くいく時は間違いなく血を吸ったり何かを食べ始めてじっとしている時だ。もちろん腕を磨けば飛んでる時に叩きつぶす事が出来るようになるかも知れないが、スポーツじゃないのだからじっとしている時に潰せばいいのである。これをミサイルに置き換えれば飛んでる時よりは地面にいる時に叩くに限る。特に液体燃料で飛ぶような代物は飛ばす前に燃料を入れなければいけないのでその時に叩けばいいのだ。だからといって偵察衛星が必要だなどと言う理屈で無意味な出費をさも意味があるように見せかけると言うまやかしも許してはいけない。

 核兵器でも用意して攻撃させないと言うのが一番確実(核実験を失敗しただけであのアメリカが態度を変えたのが論より証拠)なのだが、国土(国民)がどうなろうが気にしちゃいない人には、あまり効果は期待出来ない。MDで使う費用で巡航ミサイル(通常型)を嫌と言うほど備蓄して徹底的に金正日一人を追い回すなんて言うのが一番有効じゃないだろうか。

結論:動いている物を落とすのは戦争ではなくてスポーツだ。だから自衛隊員の方が米軍よりもスカッドの的中率が高いのである。

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