水曜日, 11月 21, 2007

穀物、石油、金にまつわる三題噺

 ここのところバイオ絡みで穀物、イラク絡みで原油、そしてついでに金と商品価格が異常に高騰している。穀物はコーンを燃料として使うために高騰しているというのが公の理由になっている。石油もイラクが渾沌状態になって仕舞ったために高騰しているという理由に使われている。金は世界中が不安定になっているので”有事の金”というのが理由にされているが、何のことはないCDOなどの如何様債券で空けた穴を埋めるために価格上昇を(もっともらしい理由で)演出して、頭の軽い業つくばりの財布からお金を巻き上げようとしているだけなのである。サブプライムの損失を別な金融商品でカバーしようというのが今回の価格高騰の本当の原因。通常はどれか一つを順繰りに回して儲けを増やすのだが、今回は一つじゃカバーできない(実は三つでも無理?)から、一斉に値上がりさせているだけなのだ。

結論:高いものは買わない。こうすればどんなものでも安くなるのである。そんなこと言ったって無理だと考えているあなた、そう思い込まされているだけかも知れませんよ。

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