火曜日, 11月 13, 2007

株の儲けは単なる収奪

 株の言う物は、そのものではお金を生み出さない。一番肝心な事は誰も言わないのだ。空売りで儲けられるのも実際には株ではお金を生み出していないからである。あなたが儲けた分は損した人の財布から出たのであり、あなたが損をすれば誰かが潤うのである。

 つまり、株を中心とする金融商品で誰かが大損をしているとすれば、間違いなく誰かが大儲けをしていると言う寸法だ。但し、そんなことがバレるといけないので、まるで世界中が損をしているようにマスコミは書き、そして金融の世界を知らない人達はそのシステムに騙されて金を巻き上げられるのだ。

 良く株で上がった利益を付加価値だと勘違いしている人がいるが、これこそまさにペテンの世界。物を作り出さなければ付加価値など生まれないのである。とはいえ、実際には社会はゼロサムではない。何故ならば銀行と言うなのイカサマ組織(中央銀行とも言う)があるからだ。彼らは国際金融資本の為に輪転機を回し、湯水のようにお金を作り出す事が出来る。もちろん右から左に輪転機で刷り上がった紙幣を、そのまま国際金融組織に渡してしまったのでは、人々を騙す事が出来ない。まずは市中にお金を吐き出して(景気が良くなり、金の使い方が粗くなる)新しい賭博に誘い込み、泡銭を抱えた連中をカモにする。そして刷ったお金を回収して支配力を強めていくのである。

結論:投資と言うのは金融市場(賭場とも言う)を経由した資本の移動システムの事なのである。本当に金を儲けたかったら中央銀行を作るしかない。もちろんそれには国際金融資本のお墨付が必要な事は言うまでもない。。

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