木曜日, 11月 01, 2007

旭化成は厚労省ではない

 ニチアスの耐火検査の偽装で”白い恋人”や”赤福”と同じ問題と言うような薄っぺらな社説しか書けない新聞社もあるようだ。製造会社とそれを使用していた会社の違いがあるかも知れないが、少なくとも旭化成ホームズの対応は素早かった(ニュースで知る前に担当者から連絡が入った)。変な条件を付けずに全面的に責任を持つと明言していた。ニチアスに対する損害賠償の問題とは切り離してユーザに対するサポートにすぐ動いた訳だが、これが危機管理だ。

結論:亀田じゃないが言い訳をしたためにドツボにはまる連中が多い中、言い訳をしない旭化成の態度は立派だと言える。本当はこれが当たり前なはずなのに、厚労省みたいに誰の責任かをたらい回しにしてその分、被害者に対する賠償の方が遅れたのでは何の意味もないのである。

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